ASIN/JAN/UPCを入力して商品を登録しよう

ここでは商品IDを入力して商品をスプレッドシートに登録する手順を説明します。

目次

商品登録の操作

リサーチのスプレッドシートに商品を登録するには、アドオン上部のテキストエリアに
・ASIN/JAN(EAN)/UPCなど商品IDのリストを貼り付け
・KeepaのProduct Viewer/Product FinderのCSVをドロップ
のいずれかを行い「登録」ボタンを押してください。

  • ASIN/JAN/UPCは改行で区切ってください
  • 一度の入力で複数種類のIDを混ぜることはできません。ASINであればASINだけのリストを入力してください
  • JAN、UPCを入力した場合に、複数のASINが該当する場合にはその全てを登録します

「登録」ボタンの代わりに、「追加」ボタンをクリックすると、シート上でフォーカスが当たっているセルの下の新しく行を作成して商品登録をします。
「検索」ボタンは入力したASINをシートから検索します。詳しくはこちらをご参照ください。

登録処理の流れ

テキストエリアに商品IDが入力されると、次のような流れで商品登録、除外、情報取得が自動的に行われます。

STEP
商品の基本情報の登録

ASIN、商品名、画像、ランキング、カテゴリ、重量、サイズなどの情報をスプレッドシートに登録します。この時点でKeepaグラフもセル内に表示します。

STEP
設定条件で自動除外

STEP1実行時に、新出のASINのみを登録します。また、除外リストに含まれる商品、設定したランキングに満たない商品、NGカテゴリ、NGキーワードに合致する商品は除外します。

STEP
販売価格の取得

カート価格(なければ最低価格)、出品者数、Amazon手数料を取得します。オプションで販売価格が低い商品の除外もできます。

STEP
購入価格の取得

購入先のAmazonから、ASINが一致する最低価格を自動的に取得します。購入先のAmazonにASINが一致する商品がない場合にJAN・UPCを使って商品を検索します。合致する商品が見つかった場合には、自動的に購入先へ登録をします。

STEP
販売数の取得

直近1ヶ月の販売数と、3ヶ月の平均販売数を取得します。同時に、販売時点の価格の最頻値も計算します。オプションで3ヶ月の平均販売数が低い商品の除外もできます。

販売数は、ランキンググラフの谷のカウントのため、高ランキングの商品では正確な値が取得できません。また、バリエーションがある商品はそれらの総数になりますのでご注意ください。

KeepaのCSVを登録する場合は最頻価格ではなく、平均価格を取得します

STEP3〜5は、設定で登録時に実行しないことも選択できます。STEP3〜5は実行に時間がかかるため、取得済みの情報(例えばKeepaグラフなど)を参照して手動除外をしてから次のステップへ進むこともできるようにしています

※特にSTEP5はKeepa APIのトークンを消費するため、大量の情報取得には時間がかかる場合があります

登録時の設定の詳細は別ページを参照してください。

STEP5まで全て実行すると一通りの情報が取得され利益・利益率が計算されます(Amazon各国の価格が取得できた場合は、国際送料も含めて最も安い国から購入した場合の利益が計算されます)。

登録済みASIN、除外リストの共有

通常、登録済みのASINがあるか、除外リストに含まれるかは現在のスプレッドシートのみを対象に検索します。

ただし、設定シートの「リサーチのID」に複数のスプレッドシートのIDが指定されている場合は、これらのスプレッドシートを対象に横断検索できます(自身のIDも含まれている場合のみ)。

価格取得のためのコスト

STEP4で(設定によって)、購入先の各国のAmazonでの商品価格を取得します。

この時、Amazon.com、Amazon.co.ukなど購入先Amazonで大口アカウントを持っていれば、SP-APIを用いてほぼ制約なしで価格を取得することができます。

両国での大口アカウントを持っていない場合は、Keepa APIを使って価格を取得します。基本的には1商品1トークンを消費しますが、これが国ごとに必要になるため、例えば、5ヶ国の価格をKeepa APIで取得する場合は1商品あたり6トークン必要になります。

そこでトークンを節約するために、設定シートの中で、Keepa APIを使って価格の取得を行う国を指定できます。

この場合はFR、IT、ESは取得しない

KeepaのCSVの登録

ASINをLISTIQに直接貼り付け登録するのではなく、一度KeepaのProduct Viewerを通して出力したCSVを登録することで、価格・販売数をAPIの呼び出しなしに素早く取得できます

これにより、Keepa APIのトークン消費が発生しません
実際にはData Access Quotaを消費しますがAPIトークンよりも一度に取得できる量は多くなります。

また、Product Viewerの代わりにProduct Finderを使うことで、入力のASINなしにLISTIQに商品登録することもできます。

ここでは、ASINのリストを元に、Product Viewerから出力したCSVを登録する手順を説明します。

STEP
Product ViewerにASINのリストを貼り付け

Product Viewerを開き、「A list of Asins…」にASINを貼り付け、「LOAD LIST」をクリックします。改行区切りのASINリストもそのまま貼り付けられます。

STEP
表示列を追加

結果一覧のページ左上の「Configure Columns」をクリックし、表示する列の設定を開きます。この中から「Buy Box 🚚: 30 days avg.」にチェックを入れます。
(一度実行すれば、以降、この手順は必要ありません)

STEP
CSVをダウンロード

同じく左上の「Export」をクリックし、商品情報の載ったCSVファイルをダウンロードします。

「All active columns」「CSV」を選択してください

Excel等で編集をするとLISTIQが扱えなくなるため、編集せずにSTEP4に進んでください。

STEP
アドオンのテキストエリアにCSVをドラッグ&ドロップ

ダウンロードしたCSVをテキストエリアにドラッグ&ドロップするとCSVの内容がテキストエリアに展開されます。このまま「登録」ボタンをクリックします。

STEP
ダイアログへ入力

価格 、販売数を通常通りAPIで取得するか、今回読み込んだCSVから取得するかを指定し、「新規登録」ボタンをクリックすると登録が開始します。

STEP
(オプション) 購入価格のCSV登録

STEP5で「購入価格」にチェックを入れると、購入側のASINの価格を通常通りAPIで取得しますが、購入価格もAPIを使わずにKeepa CSVで登録が可能です。

購入ASINのKeepa CSVを取得するには、まず、Keepaサイトの右上から購入国を選択します。その後は、販売国と同様のASINを読み込ませ、Keepa CSVのダウンロードを行います。

購入ASINのKeepa CSVを同様にLISTIQのテキストエリアにドラッグアンドドロップすると、購入ASINの登録用のダイアログが表示されます。

IDの種類から「ASIN」を選択して「実行」ボタンをクリックすると、ASIN一致している商品の購入価格が登録されます。

Keepa APIで通常取得する購入価格は送料抜きの最安価格なのに対して、CSVで取得する購入価格はカート価格になります。

ASIN不一致の商品についても、LISTIQリサーチのリストからコピーしたJAN、UPCをKeepa Product Viewerに読み込ませ取得したCSVを、LISTIQに登録(IDの種類「JAN/EAN/UPC」を選択)することで、購入価格を取得できる場合があります。

登録済みのASINの販売数を同様の方法で更新することもできます。こちらの説明を参照ください

APIとCSVで取得できるデータの違い

APIとKeepa CSVではデータの値に差が出る場合があります。

また、CSVから取得したデータには次の違いや制限があります。

  • CSVとLISTIQとでは計算方式が若干異なるため、販売数の値が異なる
  • CSVでは「最頻価格」ではなく「平均価格」が取得される(最頻価格はLISTIQが独自に計算しているため)
  • 価格にはポイントが含まれない
  • Amazon手数料はKeepaが独自に計算したものを使うため正確でない可能性がある
  • FBA数(NUM_FBA)はカート付近だけでなく全FBAセラー数を含む
  • 納期の長いセラーを無視する設定は適用されない
  • 【輸出】Amazon.com以外のAmazon本体の有無が取れない

このようにKeepa CSVは非常に高速でデータ登録ができる一方で、必ずしも正確な利益計算ができない可能性があります。この点ご理解の上、必要に応じてで「価格」を取り直すなどしてご利用ください。

NEWマークの扱い

新規に登録したASINには、行の先頭に「NEW」という文字列が付きます。

NEWマークの役目は、今回どのASINを新しく登録したのかを区別することです。NEWマークを消すにはBackspaceやDELキーで直接削除してください。

LISTIQリサーチではこのNEWマークを用いて、次のような運用を想定しています。

  1. スプレッドシートへ商品登録後、フィルタを用いて、NEWマークのあるASINのみ表示する
  2. 除外の手順にしたがって、表示中の商品から不要なものを取り除く
  3. 残った商品のNEWマークを削除する(=リストにストックする)

NEWマークが付いているASINは、判断保留中と見なし、後述する「今日の候補」機能の対象外となります

手動で商品登録

空欄の行に、ASINのみを入力し、その行を選択した上で(情報取得)をクリックすることで、テキストエリアからの登録処理を行わずに、直接商品を登録することができます。

このようにすることで、既出ASINや除外リストとの照合、「登録時の設定」で設定した除外を行わずに、商品登録ができます。

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