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売上を詳しく確認しよう
ここでは取得した売上データの内容や、表示のフィルタリング方法について説明します。
売上データの内容
売上データの内容=売上管理シートの列の中で、解説や補足が必要なものを取り上げます。
残数
売上を取得した時点での同SKUの残り在庫数を表示します。分母は購入数です。
なお、同じSKUの納品前の商品がある場合は、その購入数が分子と分母、両方に足し合わされます。
例:
「在庫あり」の商品が、3個中1個残っている
「発送済」の商品が4個ある
この場合、残数は「5/7」と表示される
また、売上データ以外のデータの場合は、「残数」列にその種別が表示されます。種別は以下の通りです。
- 返金
- 補填
- サービス料金
返金・補填は、返品発生時の処理に関係するため続く章で詳しく説明します。
サービス料金には、「月額登録料」「FBA保管手数料」「長期在庫保管手数料」「在庫の返送(廃棄)手数料」「納品不備受領作業手数料」「広告費用」などの項目が含まれ、これらの金額はAmazon手数料として計上されます。
在庫期間
商品が販売されるまで在庫となっていた日数です。
なお、システムの都合上、この日数は、実際には在庫として反映されてからの日数ではなく、納品プランの作成日からの日数となっています。
販売価格、購入価格など
これらの列は見出しの下に合計値が表示されます。
これらは、表示中の売上データに対しての合計値になります。その為、後述するフィルタで月を指定した場合は、その月の合計販売価格、合計購入価格が表示されます。
備考
LISTIQマネジメントの仕入管理シートの「備考」の内容が転記されます。
仕入情報の再取得
マネジメントにないSKUの仕入情報
売上取得時にマネジメントシートに仕入情報がないSKUは、商品名や原価(購入価格、国際送料など)が空欄になります。
もし後からマネジメントシートにこのSKUの仕入情報を追加した場合、レポートシートからこのSKUの売上行を選択し、(仕入情報の再取得)をクリックすることで仕入情報を反映できます。
例えば、同じセラーアカウントで国内仕入れと輸入を行っており、LISTIQでは輸入のみを管理する場合など、国内仕入れの商品はマネジメントシートに載らないため、原価などが空欄で取得されます。
この場合、これらの原価が空欄の売上が含まれる範囲を選択して、「・・・」→「原価のない売上データを削除」を実行することで、LISTIQで管理している商品以外の売上を取り除くことができます。
原価情報の更新
マネジメントシート上の原価(購入価格・国際送料など)を後から更新した場合、取得済みの売上行を選択して、(仕入情報の再取得)をクリックすることで、最新のものに更新できます。
レポートシートの売上行とマネジメントシートの仕入行の対応は、同じSKUの内、「FF Tracking No.」列または「納品日」列の一致を見ています。
もし複数の一致がある場合、購入価格、国際送料、関税(・消費税)は平均価格を取得します。
保留中のトランザクション
前述の通り、LISTIQの売上管理シートには注文ではなくペイメント上の売上に上がったタイミングで取得されますので 、注文時から1週間から10日ほど遅れます。
その間の注文データを一時的に「保留中のトランザクション」シートに表示します。
- 保留が解除され「売上管理」シートに売上が上がった時点で「保留中のトランザクション」シートから消えます
- 「保留中のトランザクション」シートの「販売価格」「Amazon手数料」はマネジメントシート上の額を利用しているため、実際に反映される売上データとは異なる場合があります。
フィルタ
LISTIQレポートアドオンの「フィルタ」タブにはフィルタリングのためのボタンが備わっています。これらをクリックするとその場でフィルタをかけることができます(フィルタの操作はLISTIQリサーチ、LISTIQマネジメントと同様です)。
- 期間
-
指定の月や年の売上のみを表示
- NEW
-
NEWマークがついている新着の売上データのみを表示
- 販売チャネル
-
Amazonやその他のプラットフォームのみに表示を切り替え
- 購入先
-
指定の購入先のみを表示