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利益計算の仕組み
ここではLISTIQの利益計算の仕組みを説明します。
利益の計算方法
LISTIQでは利益は次のように計算をします。
利益 = 販売価格 – 購入金額 – Amazon手数料 – (国際送料 + 関税・消費税 *輸出入の場合のみ)
※ 販売価格は変動し、(輸出入の場合)国際送料は輸送量によって決まるので、LISTIQで計算する利益は見積額になります
※ 国内送料は商品の原価に含めず、販管費として計上する前提です
続く項目では、計算式のそれぞれの要素について説明をします。
販売価格
「販売価格」列には、カート価格があればカート価格、なければ最安価格、が入ります。
この販売価格は、送料は足し合わせ、ポイントは引いた金額です。
その商品に出品がない(「現在在庫切れです」の表示になる)場合、販売価格の列は空白になります。
購入価格
LISTIQでは、1つのASINに対して複数の購入先を登録しておき、最安の購入価格で利益計算します。
下の画像の例では、2つの購入先が登録されています。それぞれASINについて、最も安い購入先とその価格が、左側の「購入先」列と「購入価格」列に自動的に反映されます(それと同時に最安の購入先がハイライトされます)。
複数の購入先の中から、利益計算に採用する購入先を手動で選択するには以下の手順を行ってください。
- 採用したい購入先の一部のセルを選択する(複数選択、範囲選択可)
- のドロップダウンメニューから「選択セルで購入先を置き換え」を実行
- 購入先が入れ替わり、自動的に利益が再計算される
「COUPON_BUY」列を追加し、ここに金額または割引率(例:0.15)を入力すると購入価格を割り引き利益計算します。
※この値に数式を使うことができません
Amazon手数料
LISTIQでは「大口アカウント」「FBA利用」を前提として手数料を算出します。その為、販売に連動して発生する手数料は以下の3種類です(販売に連動しない「在庫保管手数料」も列を追加することで利益計算に含めることができます。詳しくはこちらから)。
- 販売手数料
- FBA配送代行手数料
- カテゴリー成約料(メディア商品の販売にかかる手数料)
販売手数料のみが販売価格と連動しそれ以外は固定のため、LISTIQリサーチでは、販売時にAmazonに支払う手数料を便宜的に「販売手数料」列と「FBA手数料(FBA配送代行手数料+カテゴリー成約料)」列に分けて扱います。
FBA配送代行手数料は、商品の三辺サイズによって決まりますが、Amazonがこのデータを持っていない商品の場合には算出ができません。この場合には、LISTIQリサーチでは標準サイズ(〜80cm)の手数料を設定し、その箇所をオレンジ色にマークアップしています。
もし商品の三辺サイズが小型軽量プログラムの条件を満たしている場合には、「小型軽量」列に「○」が表示されます。
列のカスタマイズにより、「利益(小型軽量)」列(PROFIT_SMALL)、「利益率(小型軽量)」(PROFIT_RATE_SMALL)を追加することで、この小型軽量プログラムで販売を行なった場合の利益と利益率が表示されます。
なお、販売価格が1,000円以上の場合には、販売価格を1,000円に置き換えて計算を行います。
国際送料と関税・消費税 (輸出入のみ)
国際送料は、重量にパラメータ(kgあたりの送料)をかけ算出します。また、容積重量の換算率を指定している場合は、容積重量と実重量を比べ重い方を用います。
関税・消費税は、購入価格にパラメータ(消費税率+関税率)をかけることで算出します。
これらのパラメーターは設定シートの中で設定をします。詳しくは設定シートの解説を参照ください。
ただし、「仕入先1」の「直送送料(円/kg)」列に、上記と同じようにkgあたりの送料の割合を入力することで、商品ごとにレートを指定して国際送料を計算できます。
Amazonの商品データの重量が正確でなく、国際送料に誤りが生じることがあります。この場合には、「重量」列を直接書き換えることができます。この状態でをクリックして情報取得しても手動で書き換えた重量は置き換わりません。
Amazonの商品データの重量を再度取得するには、一度手動でこの重量の値を削除してからをクリックしてください。
通貨 (輸出入のみ)
「購入先1」の「通貨」列に通貨コード(アルファベット3文字)を入力すると、その通貨で「現地価格」を円に変換します。
- 通貨コードは大文字のみ有効です
- 空白の場合、輸入はUSD、輸出はJPYと見なします
利益で除外(オプション)
前章で説明した「需要(販売数)」と同様に、利益でも商品を除外することができます(利益、利益率の上限にこれ以下は扱わないという値を入れます)。
利益による除外についても、いくつか考え方があります。
- 現状の仕入れ方で利益が出ないものは扱わないと考え、利益/利益率が低いものは除外する
- 今後の値動きを期待して、利益/利益率が大きくマイナスのものだけ除外する
- 将来、別の仕入れ先が開拓できることも見据えて、利益/利益率では除外しない
- 利益率に対して、利益の額が小さいものを除外する
扱っている商材の量・性質や今後の仕入れ先開拓の仕方によって、利益で除外をするかしないか、どの程度するかを決定してください。