SKUの管理

商品の出品登録では、まずSKUの採番が行われます。

「SKU」列が空白の場合、設定画面で定義したフォーマットに応じて自動的にSKUが生成されます。「SKU」列にすでに値が入っている場合は何もしません。

SKUの生成フォーマット

SKUは、設定画面の「SKUのフォーマット」に従って生成されます。

フォーマットは、以下の[]で囲まれたキーワードを組み合わせて定義します。

キーワード意味備考
[CONDITION] ※1コンディション必須
先頭/末尾に配置
[SHOP]出品先アカウント1の場合には表示しない。2以降は数字、それ以外はそのままの文字列
[ASIN]ASIN
[FIRSTDATE]日付『「日付」の書式』を設定可能
[SERIAL]全SKUの連番全てのSKUに対して共通の連番を振る
『「連番」の桁数』『「連番」の初期値』を設定可能
[DATESERIAL]日付ごとの連番日付ごとに1から連番を振る
『「連番」の桁数』を設定可能
[USEDSERIAL]中古の場合にのみ付ける通し番号同じASINの中古出品を複数行に並べると、それぞれに連番を振り、異なるSKUを付ける。連番は1日ごとにリセットする
『「連番」の桁数』を設定可能
[BUY]購入先『「購入先」に含まれる空白を変換する文字列』(例えば、「_」などを設定)、『「購入先」を大文字に変換する』のオン/オフを設定可能
[列名]指定した列の値
[他の文字列]任意の文字列
[COST] 2販売手数料も含めた総原価ただし販売手数料は生成時点の販売価格を用いる
[ONCEDATE] 2(常に現在の)日付『「日付」の書式』を設定可能
[QTY] ※2購入個数
[PRICE] ※2カート価格「初期価格」列があり、値が入っている場合はそちらを優先

※1 『コンディション別の文字列』を表示します。この文字列の設定は空欄も可能なので、例えば「新品」を空欄にすることで、中古の場合のみ文字列を表示することもできます。

※2 これらの書式をフォーマットに含めると、同一ASINでも仕入れごとに異なるSKUが生成されます。逆にこの2つを含まない場合は、同じASINの出品が過去にあればそのSKUを再利用します

同一ASINを同一SKUにするか、仕入れの度に別SKUにするかは、運用上、大きな影響があるので慎重に設定してください

仕入れの度に新しいSKUを採番する場合の在庫補充

在庫補充により、まだ在庫があるASINの商品を出品することがあります。この時に、仕入れの度に新しいSKUを採番する運用では、同一ASINに複数のSKUの出品が発生してしまいます。

これを防ぐためにLISTIQマネジメントでは、同じASINで違うSKUの出品がある場合には、新しいSKU(在庫がある同ASINの中で一番上以外の行)の出品を停止し、古いSKUが売り切れた場合に新しいSKUの出品を再開することができます。つまり、常に、在庫のある一番古いSKU(在庫がある同ASINの中で一番上の行)のみ出品をします。

※ 停止しているSKUの「CHECK2」列には「SUSPENDED」の文字列が入ります。

この動作を有効にするには設定画面「同ASINに異なるSKUが同時出品される際、一方を自動停止」を有効にしてください。

SKUマスタの利用

同一ASIN同一SKUのした場合にのみ関連する内容です。

SKUマスタを利用しない場合、SKU採番時に、過去に登録済のSKUを仕入管理シートの中から探し、同じASINで同じコンディションの商品が見つかればそのSKUを用います。

より厳密にSKUを管理したい場合(特に、仕入管理シートを分離している場合LISTIQを導入する前に在庫切れとなったSKUを使いたい場合)は、別途「SKUマスタ」というスプレッドシートを用意します。

SKUマスタを利用する手順は以下の通りです。

  1. A列をSKU、B列をASIN、C列をコンディションとしたスプレッドシートを新規作成します
コンディションはNew, LikeNew, VeryGood, Good, Accetableのいずれかです。空白の場合はNewとして扱います
  1. 設定画面の「SKUマスタ」に①で作成したスプレッドシートのIDを記入します
  1. LISTIQマネジメントアドオンを再起動した後、「SKU採番」をする際にはSKUマスタを参照するようになります。SKUマスタにSKUが見つからず新規にSKUを生成した際にはSKUマスタへ自動的に登録をします

中古コンディションのSKUを、SKUマスタから検索したが、新品のSKUしか見つからない場合には、新品のSKUをルールに従い派生させ、新しいSKUを生成します。